自宅で気軽に保険相談をしてみよう

自宅で気軽に保険相談をしてみよう

インターネットの普及率は80%を超え、インターネットを利用して楽しんだり、情報収集することは日常生活の一部となりました。以前はインターネットと言えばパソコン(PC)でしたが、いまではスマートフォンがインターネットを利用するためのツールの中心となっています。こうしたテクノロジーの発展とともに、私たち家計の相談を受ける現場でも時代の変化を感じています。家計の相談といえば直接対面することが普通でしたが、今年に入り急激に増えているのがインターネットを利用したオンライン相談という新しい相談スタイルです。


自宅で気軽にオンラインで保険相談ができる時代

最近の生命保険代理店は相談サービスに力を入れている会社が多くなりました。新しく生命保険に加入したいという相談はもちろん、現在加入している保険の内容を教えてもらえたり、自分の必要な保障の種類や保障額などを教えてもらうこともできます。生命保険代理店が行っている相談サービスは多くの会社で無料。相談できる拠点も全国に広がっており、随分と利用しやすくなりました。

さらにこの相談サービスの新しい流れがオンライン保険相談です。オンライン保険相談では、これまでのように保険ショップや保険代理店の事務所まで出かける必要もありません。パソコンやスマートフォンの画面を通して相談を行います。ですから、自宅からでもどこでも好きな場所から相談を受けることができます。もっというと、相手が全国どこにいる人であっても相談ができるのです。

検索エンジンで「オンライン 保険相談」と検索してみると、いまやたくさんの会社がオンラインで保険相談を実施していることがわかります。オンライン保険相談も通常の保険相談と同様に無料という会社がほとんどです。無料どころか相談してくれれば「プレゼントを差し上げます」としている会社もあるほどで、すでに競争が激しくなっていることがわかります。

オンラインで保険相談をするための準備は

まずは、スマートフォンやタブレット、もしくはパソコンを用意しましょう。相談を行う際にはカメラ、マイク、スピーカーが機能することが必要です。スマートフォンやタブレットは標準でこれらの機能がついているはずなので設定は簡単です。一方で、デスクトップ型のパソコンはカメラが付いていないケースが多く、その場合は外付けのWebカメラを用意しておきましょう。

相談を申し込むには、オンライン保険相談サイトから申し込みます。それぞれのサイトではサービスの内容や、サービスの利用方法、どんな運営事業者なのかの説明が記載されているはずです。よく読んで、信頼できそうな事業者を選んでみましょう。

オンライン保険相談は一般的にビデオ会議アプリを使って行います。とはいえ、アプリをインストールしたり、アカウントを取得するような、準備を相談者側がしなくても利用できるシステムを活用しているはずです。相談申し込みをするとメールやチャットシステムでビデオ会議用のURLリンクが貼り付けられたメッセージが届きます。相談日時になればそのURLリンクをクリックすることで相談相手につながるという仕組みです。

相談に際しては、どのような内容の相談をしたいのか明確にしておきましょう。相談時間が1時間と決まっていることが多く、時間内に的確に相談できるようにしておきましょう。また、相談に際して、多くの場合で必要情報をヒアリングされます。保険に加入する目的や、希望する内容、家族構成や年収、貯蓄などの情報も聞かれる可能性が高いのでまとめておきましょう。また、現在加入している保険があれば、保険証券など保険の内容が分かる書類を探し出して用意しておきましょう。

対面型の保険相談との違いは

私自身も最近はオンラインでご相談に応じることが多くなりました。オンラインでも十分に伝わる内容と、伝わらない内容があるように感じています。表現がしにくいのですが、熱気や迫力のようなものはオンラインでは伝わりにくいです。

それだけでなく、資料や分析データのやりとりや、読み取りが難しいという問題もあります。どうしても金融の話は数字が多くなりがちです。紙に印刷してあった方が、じっくり確認できるため、読み取りやすく理解しやすい面があります。

オンライン相談は、何と言っても手軽に申しこめて、手軽に相談ができるのがメリットです。対面相談のように相談場所まで移動する必要もありませんので、時間もお金も節約できます。また、保険代理店によってはコンサルタントの方が自宅に来てくれて対面相談をしてくれることもあるかもしれませんが、他人が家に来るとなると掃除をするなど大騒ぎになるでしょう。オンラインではカメラに写っている場所だけキレイであれば十分なので気楽です。

オンライン保険相談を受ける際の注意

オンライン相談で心配事や疑問点が解消し、保険のプランも確認できたとしましょう。でも、実際の契約となった段階では近くの店舗に行くことになるでしょう。まだ、オンライン上だけで保険契約までできる会社は多くないのです。そのため、契約時には店舗で担当者と対面して、提案書やパンフレットなどを説明してもらい、契約手続きをします。その担当者はオンラインで相談した方ではない可能性も高いので、その点も知っておいた方がいいでしょう。

オンライン相談は気軽さが最大のメリット。上手に活用したいところです。恐らくほとんどの方がWebサイトを見ても、信頼できそうな会社か分からないはず。また、信頼できそうな会社だと思っても、信頼できるコンサルタントや相談員にあたるとは限りません。1社だけに相談するのではなく、複数社に相談してみましょう。相談する側も経験値が上がりますし、納得できるプランを出してもらえる確率も高まるはずです。テクノロジーによって生まれた新しいサービスを上手に活用し家計に活かしてみましょう。

オンライン保険相談も対面保険相談も同じですが、保険代理店が無料で相談サービスを実施するのは、最終的には保険契約ができることを期待してのこと。すべてが無料であれば、保険代理店は経営が成り立ちませんので、当たり前と言えば当たり前です。特に相談したい内容もないのに、プレゼント目当てで相談を繰り返したりするとトラブルにつながりやすいので注意しましょう。

情報提供: 家計の見直し相談センター(外部サイト)

ライタープロフィール

藤川太

ファイナンシャルプランナー。山口県出身。慶応義塾大学大学院理工学研究科を修了後、自動車会社で燃料電池自動車の研究開発に従事していたが、ファイナンシャルプランナーに転身し、「家計の見直し相談センター」で生命保険の見直しを中心とした個人向け相談サービスを展開している。同センターは2001年の設立以来30000世帯を超える相談を受けてきた。「分かりやすい、納得できる、利用しやすい」サービスを目指して活動中。 著書に『年収が上がらなくてもお金が増える生き方』(プレジデント社)、『やっぱりサラリーマンは2度破産する』(朝日新書)などがある。

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